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ベランダガーデニングは初心者におすすめです!コツや方法と注意点とは?(1)

ガーデニングビギナーさんでもできるベランダーガーデニング

「ガーデニング」というと一般的に広い庭がある一戸建を想像する人も多いと思いますが、庭がないマンションであってもベランダやバルコニーを利用して、ベランダガーデニングを楽しまれている人も沢山いらっしゃいます。

 

「今年の春にはベランダで花や野菜、ハーブを育ててみようかな」と考えてる方も多いのでは?

ベランダガーデニングは、基本的に鉢やプランターなどの容器植えで植物を育てるのが基本となります。スペースが広く取れる方は、ウッドデッキなどを設置してそこに植栽エリアを作る事もできますね。

しかし、面積や使用ルールに制限があるベランダでは、当然ながら植栽スペースが限定されるため、ガーデニングは環境的にも難しい点が出てくることがあるのですが、プランターやハンギングバスケットなどの容器を使うとバリエーションを増やすことができます。

例えば、コンクリートのベランダでは夏の暑さは西日や照り返しにより、地面よりはるかに環境が厳しくなることもあります。
そのような場合でも、容器に植物を植えてあれば状況に応じて、風通しが良くあまり日が当たらない位置に鉢を移動することができます。
また、鉢植えで植栽面積が制限されるので、必然的に低コストでガーデニングを始めることができます。

 

土の処理問題

ガーデニングをされている方はご存じかと思いますが、ガーデニングでもっとも大切なのは土です。そして、ベランダガーデニングを続けていくうえで問題になってくるのも、また土なのです。

ベランダガーデニングの基本は鉢やプランターを使った容器栽培です。植物を育てるとき、庭であれば植え替えはあまり考えなくてもいいのですが、狭い容器植えの場合には季節などに応じて、定期的な植え替えを行う必要が出てきます。

容器内の古い土を捨てて新しい土を入れ、そこにあらためて植物を植えるわけですが、このときゴミとして古い土が発生します。古い土を再生させる資材も販売されていますが、古土を再生して再利用する場合であっても、全部が再利用できるわけではありません。
ふるいなどで選別したり、日光消毒したり、混ぜ込んだりして再利用することになります。

さて、この古土ですが、一戸建てであれば庭があるためそこに捨てれば問題ありません。捨てられた古土は自然界でリサイクルされていずれいい庭土へと再生される事でしょう。しかし、庭のないマンションではそういうわけにもいきません。

鉢植え植物の植え替えは、品種や容量にもよりますが、1年草であれば年に数回は行うことになります。

鉢に入っている土の量は、野菜を育てたり寄せ植えを行うL60cm程度のプランターであれば約12リットル程度になります。ある程度の数の鉢やプランターがある場合、毎年植え替えなどの際にかなりの廃土が出てきます。

ベランダガーデニングの場合には、植え替えのときに出る廃土はかならずちゃんとした手段で廃棄するようにしてください。土がどのゴミに分類されるかは自治体ごとのルールに従えばいいのですが、中には「土は収集しない」という自治体もあるようです。自分の住む自治体で土がどのような扱いになるかをよく確認してから廃棄するようにして下さい。

また、ガーデニングで出る土は、単純にただの土だけとは限りませんから、その内容に応じて分別してゴミに出すようにしてください。鉢底網などはなどは土に分解されませんので、必ず土とは分けて下さい。

多くの植物を育てていくうちに、沢山の鉢を並べたり、雰囲気をよくするために床面にデッキパネルやおしゃれなガーデンストーンなどを並べたりしたくなりがちです。その場合も、下記の点に注意しましょう。

ベランダの耐荷重について

ガーデニング資材を使用する場合には、安全を考えて軽いものを使用するようにしましょう。例えば、20リットルの土が入ったポットは当然20キロ以上の重量がありますし、おしゃれな素焼きのテラコッタなどであれば鉢のみでかなりの重さになります。

ウッドデッキなどを作った場合に、お洒落なガーデンストーンやグラベルなどを敷きたくなりますね。いろいろと置いてしまうとかなりの重量になってしまいます。ガーデニング資材の中にはベランダガーデニングのために軽量化されたものもあるので、可能であればそういう物を選びましょう。ホームセンターやガーデンセンターでも販売されています。

また、通常時だけではなく災害時の安全経路の確保をする為に、女性でも動かしやすいものを考慮しておく必要があります。

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